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お米で健康
Health

お米は古くから日本食の主役

お米の栽培の歴史は古く、稲作の始まりは縄文時代中期からといわれています。米の原産地、中国・インド・ミャンマーが接している山岳地帯から、東南アジアへ広まり、その後日本へ伝わったとする説。長江下流域から直接日本に伝わったとする説。中国南部揚子江河口域から南西諸島を経由して日本に伝わったとする説などがあります。
お米は、日本の気候や風土に適した長い歴史を持つ食品です。私たちの食生活は米を中心にして魚、野菜、大豆製品などの伝統的な素材に肉、牛乳・乳製品、卵、果物などが加わって、多様性があり栄養バランスの良い内容になっています。

日本人のお米離れが進んでいる?
現代日本のお米事情

日本人の主食「お米」ですが、国民1人あたりのお米消費量は減り続けているという事をご存じですか? お米離れが進む日本のお米事情はどうなっているのでしょうか。

1962年(昭和37年)のお米の摂取量は1人1日当たり324gでしたが、年々摂取量が減少し2020年(令和2年)には約140gに減少してしまいました。私たちの食生活は豊かになった半面、食生活の洋風化や簡素化が急速に進行し、動物性食品や砂糖の摂取量が増加しました。その結果、主食から摂取するエネルギ-は減少したものの、日常生活における運動不足などがあいまって肥満や糖尿病、心臓病などの生活習慣病や食物アレルギ-症といった現代病が増加しています。

健康によいお米の栄養素

お米は炭水化物(糖質と食物繊維)を主成分とし、たんぱく質、脂質などで、なかでもたんぱく質は各種のアミノ酸がバランスよく含まれた優れものです。また、食物繊維やカルシウム、リン、鉄、マグネシウム、亜鉛、ビタミン類も含まれています。

お米を主食とする食事は、米自体の味が淡白なためどんなおかずと組み合わせてもおいしく、和風はもちろん洋風、中華風にもよく合います。また、同じ材料を使ってもあっさりした物から、油っこい物まで料理方法を選びません。いろいろな食品との組合せが多様で、バランスの取れた献立がたてやすくなります。

主食以外にも用途が多いお米

お米は主食としてばかりではなく、和菓子、酒、みりん、酢、みそ、しょうゆなどの原料として、また、せっけん、化粧水、ビタミン剤などにも、米でんぷんや米ぬかが広く利用されています。お米を細かく砕いて粉状にした米粉も人気で、最近は米粉パンやケーキなど、新しい食べ方が注目されています。

お米を食べる日本型食生活で
健康に

主食、主菜、副菜の食事形態は、日本型食生活といわれ、栄養バランスの乱れによる生活習慣病が欧米に比べてずっと少なくなっています。日本人の平均寿命や健康寿命が世界一というのも、お米を中心とした日本型食生活のすばらしさを証明する一つということがいえます。

今、日本人に不足している栄養素は、炭水化物とカルシウム、食物繊維です。最近の健康ブームを受けて、日本型のお米を中心とした食生活が見直されています。行き過ぎた洋風化や簡素化はほどほどにして、お米食を中心としたバランスの良い日本型食生活を見直してみることは、健康づくりや生活習慣病を予防する上で大切です。

おいしいだけでなく、健康によいメリットがたくさんあるお米、この機会に見直してみましょう。

出典:「公益社団法人 千葉県栄養士会ホームページ」より

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